プリンプリンのババロア

怠け男日記 改め プリンプリンのババロア です。よろしくお願いします。

今年すでに2回インフルエンザにかかった男が厄除けに行ってきた

参拝の理由

昨日、阿佐ヶ谷の神明宮というところへ行った。というのも、最近ほとほとついてないような気がしたからだ。何をしてもうまくいかない。そんな気持ちになって精神的に参っていたため、神社に参って厄除けをしてもらうことにしたのだ。

2017年になってから、2度もインフルエンザにかかり、仕事では怒られ続け、同僚には嫌われる。そんな最悪の状況から脱出するにはもう神頼みしかなかった。

神明宮は厄除けで有名らしく、日本で唯一、八難除けというのをやっているらしかった。あらゆる災難から身を守ってくれるらしい。

受付

受付で祈祷を頼んだ。一番安いコースでお布施は3,000円だ。

八難除けのサービスの中には、88種のご利益の中からひとつ選べるようだった。ハッピーセットで好きなおもちゃを選べる感覚だと思ってくれれば想像しやすいだろうか。後ろに人が並んでいてゆっくり決められなかったのと、今年こそは彼女ができたらいいなと思ったので良縁祈願にした。巫女さんに言うときはさすがに恥ずかしかった。77番でお願いしますと番号で伝えたが、復唱された。空気を読んでくれ。

祈祷の説明を受けていると、4ヶ月毎、年に3回参り、それを3年続けるとご利益がパワーアップする「九重参り」というシステムがあるらしかった。長期の契約者を優遇するシステムだろうか。新規顧客ばかり優遇する主要携帯会社にも見習ってほしいものだ。

待合室

待合室に通されると、両手を水で清めて白い衣のようなものを羽織らされた。儀式には必要なものらしい。あと、待合室のドアが自動ドアで趣も糞もねえなと思った。

祈祷

時間が来るとそれっぽい部屋に通されそれっぽい祈祷が始まった。神官っぽいひとがなにかむにゃむにゃ読み上げて大幣(白いフサフサしたやつ)を振ってた。

その後、大神官っぽい人が入ってきて、祈祷に来た人たちの名前と住所を読み上げた。願いに関しては読み上げられなかったので、良縁祈願のことは言われなくてほっとした。イギリスからわざわざ来た人がいたのか、クイーンストリートだかって住所が読み上げられたときは少し驚いた。

そして、一旦油断させておいて、その後に願いをバッチリ読み上げられた。厄除けの神社なので、良縁祈願などと書いてる人は他におらず、恥ずかしい思いをすることとなった。そんな仕打ちアリかよ……厄除けにきたのにさっそく災難だったんだが……

そのあとは、祈祷に来た人たち全員で祭壇(?)に向かって2礼2拍手1礼をして終わり。帰り際に、御札のセットとかお神酒をもらった。ちなみに、御札にもでっかく「良縁祈願」と書かれていた。

厄除けが終わって

「良縁祈願」という恥ずかしい願い事を暴露されたが、3,000円で厄も払ってもらい、買えば1,000円以上しそうな御札や日本酒(お神酒)がもらえるなんて、結構お得かもしれないと思った。お布施が多ければ、それに応じてもらえるものも増えていくらしい。

というわけで、最近なにか不運が続くなあと思っている人はぜひ試してみるのもいいんじゃないだろうか。

二度と「良縁祈願」なんてしない。